医学生および研修医のみなさまへ


初期あるいは後期研修医の皆さんへのメッセージとして以下に述べてみました。
今、外科医は減少傾向を続けています。
その原因として、インセンティブの欠如、訴訟のリスク、自分の時間を大切にしたい現代っ子気質など諸説あります。
しかし、自分の腕を磨いて高難度手術を身に付け、先進的医療や研究に没頭し、従来ならば助けてあげられなかった患者さんを治し、感謝されることは他では得がたい喜びを与えてくれるのではないでしょうか。

 われわれの教室では『教育第一』をモットーとして掲げています。
すなわち、次世代の先進的な医療の担い手である優秀な外科医を育成することこそわれわれの最重点目標としてとらえています。
若手の教育には特に公平性の担保が必要です。
当教室の教育関連施設は神奈川県下の基幹病院ですので、多くの手術を経験できることとはおもいますが、不公平があっては教育システムが崩壊します。
そのため、若手医局員は年間手術症例数を毎年報告して不公平なく専門医資格が取得できるようにしています。
後期研修が終了したのち、希望があれば大学院に入学して3~4年間基礎研究に従事し学位を取得することも可能です。
希望があれば海外施設の留学先も紹介しています。女性入局者が多いのも本教室の特徴です。
今後ますます女性外科医のキャリア維持が重要な課題となってきます。この問題に対して大学-関連病院ネットワーク全体として取り組んでいこうと考えています。

 医局制度には『白い巨塔』のイメージがつきまといます。
私は就任にあたり、日本一透明性の高い民主的な教室とすることを目標に掲げました。
言うは易し行なうは難しであることは承知しておりますが、これからの新しい時代に向けて、われわれも自らの組織を再構築すべく努力したいと考えております。
医局制度には悪い面ばかりではなく、寺子屋のように先輩が後輩を無償で教えるという良い面もあります。
当教室にはそういうレトロで素朴な雰囲気が残っています。
また全国様々な大学出身者で構成されているため学閥もありませんし、オープンで明るい気風です。
困ったときには結束力をもって立ち向かい、お互いに助け合い教えあうことこそ医局制度の良い点だと考えています。
私たちはこれからも『和』の精神を大切にした教室でありたいと願っています。横浜・神奈川で働いてみたい方は気軽に見学に来てください。

入局希望の研修医のみなさまへ

消化器・腫瘍外科学(旧第2外科)では見学を随時受け付けています。
消化器外科志望の方、肝移植に興味のある方、また乳腺外科志望の方、臨床研修についてのお問い合わせは、

消化器・腫瘍外科学教室 : dai2geka@yokohama-cu.ac.jp

へご連絡ください。
後ほどお返事させていただきます。
大学付属病院の研修に関しては、こちらのホームページをご参考にしてください。

消化器腫瘍外科(旧第二外科)研修医実施要項

消化器・腫瘍外科学(旧第2外科)における研修実施要項をご参照ください。
臨床研修が終了しても、入局後は手術手技の習得、学会専門医の取得、学位のための医学研究など卒後教育は続きます。
消化器・腫瘍外科学(旧第2外科)では、入局の教育および手術習得などしっかりとしたカリキュラムを組んでおります。
卒後3年間で平均400例の手術経験を積み全員が日本外科学会の外科専門医資格を習得します。

教室の卒後教育システム

手術手技習得:入局後は関連病院で個人の習得度に合わせた習得カリキュラムを実践しています。
また、シミュレーションセンターでは内視鏡外科手術にかかわる診療科の研修医をはじめ、鉗子操作やカメラ操作などの基本手技を練習したい方、技術認定医取得を目指す方を対象にトレーニングコースを開催しています。

専門医の取得

外科入局後は外科専門医(日本外科学会)、消化器外科専門医(日本消化器外科学会)など専門医の取得が必要になってきます。
これらの専門医の取得にも積極的に取り組んでおり神奈川県内の消化器外科専門医の約6割が当教室の医局員です。

学位の取得

消化器腫瘍外科(旧第二外科)では学位取得希望者には積極的に研究指導を行っています。
そのほとんどが学位を取得しています。また海外留学希望者には留学先の手配も行っています。


このように当医局は臨床、教育、研究とバランスの取れた講座です。
当科で編集した「入局心得」や「レジデント手術習得カリキュラム」が教育方針の参考になると思います。

希望者は

電話番号(医局直通) : 045-787-2650

または

メールアドレス : dai2geka@yokohama-cu.ac.jp

で連絡して下さい。