教室紹介

消化器・腫瘍外科学講座主任教授挨拶

遠藤 格
主任教授:遠藤 格

ようこそ消化器・腫瘍外科学講座のホームページにいらっしゃいました。私は、平成21年8月1日付けで、本講座(旧第二外科)主任教授を拝命いたしました、遠藤  格と申します。私は昭和60年に横浜市立大学医学部を卒業し、第二外科に入局しました。以来20有余年、消化器外科、主に肝胆膵疾患の診療と研究に携わってきました。この間、2度の米国留学の機会を頂き、肝臓移植や胆道・膵臓癌の研究だけでなく、米国外科医教育システムにも大きな刺激を受けて参りました。
昨今の外科医を取り巻く環境は厳しいものがあります。外科志望者の急減による外科崩壊、無過失補償制度の導入など、解決すべき問題が山積しております。本学を取り巻く環境をみても、医学部定員増への対応、福浦病院とセンター病院の真の一体化と機能分担、運営交付金の削減、過度な人件費抑制による看護師不足などさまざまな問題を抱えています。これらの諸問題は直ちに解決できる問題ではありませんが、腰を据えて改善に向けた取り組みを継続することが必要であると考えています。
神奈川県は人口900万人、横浜市はそのうち360万人余りの人口を抱えており、これはいずれも全国2位です。これはとりもなおさず多くの潜在的な手術症例が存在することを意味します。幸いなことに本教室は神奈川県下の多くの第一線病院を教育関連施設としており、大学を中心としたローテーションによる外科医育成システムが機能しております。現在、さらなる飛躍を目指して教育関連施設と共同で臨床研究を行ったり、若手の内視鏡手術のシミュレーション勉強会などを行うことによって、大学-関連施設ネットワークのさらなる緊密化による医局一体となった外科医育成システムの運用を行っています。